アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

アメリカビジネス英語12: Premature (まだ内容が十分に定まっていない)

ビジネス英語シリーズでは、アメリカで仕事をしていて便利な英語表現をシェアしています。私が10年間勤務している現職の日常会話からピックアップしています。

今日はprematureについて書きたいと思います。

Prematureは例えば、”premature birth"`と言われるように通常より早く出産してしまった(未熟)という使い方が一般的ですが、この”未熟”または”時期早々”というニュアンスは出産についてだけでなく、ビジネスの会話でも使用できます。仕事会話ではprematureがtoo earlyという意味合いで使われることがあります。

例えば I put together an introductory summary of the new global registration monitoring system. I was going to share it with our team in the team meeting this week, but I feel it is still premature...

例えば社内で、新しいプロセス、システムあるいはポリシーを導入する場合、「突然今日から開始です」ということはまれです。スムーズな導入のために、事前に関連部署に説明する機会を数回設け、徐々に理解をしてもらったうえで導入させていきます。ハイレベル (high level = 大枠/概要のみ)の説明から始まり、徐々に詳細を説明していきます。

ということで、今週のチームミーティングでイントロのプレゼンをしようと考えていたけれど、その新システムの方向性はまだ議論の真っ最中で十分定まっていならしい。なのでチームにシェアするにはまだ時期が早いので少し延期しよう、という意味でprematureが使われています。

I can be too early.というような表現でまったく問題ありません。Prematureという言葉を積極的に使う必要はないかもしれませんが、聞くことがあるかもしれませんので、知っていると便利です。

以上です。少しでもお役に立ったらうれしいです。