アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

アメリカビジネス英語15 - I do not knowを避ける

ビジネス英語シリーズでは、アメリカで仕事をしていて便利な英語表現をシェアしています。10年間勤務している現職での日常会話からピックアップしています。

色々なことが急ピッチで変わっていく今日この頃、社内外とのミーティング、メール、あるいはプレゼン中に投げられた質問に対して答えを持っていないことはよくあります。そんな時に我を忘れて下記のような反応をしてしまうことは避けたいものです。

  • 沈黙を作ってしまう
  • 中途半端な返答をする、あるいは頑張ってみたけど中身のない返事をしてしまう
  • I do not knowと言ってしまう

ビジネスの場ではわからないことがたくさんあって当たり前であり、まともなビジネスパーソンであれば誰でも理解しています。

また、”知らない”、”経験がない”、あるは”回答を今持っていない”ということが一般的に容認されるカルチャーがアメリカにはあると思います。アメリカでは今ある知識や経験の量よりも、その人の成長性とコミュニケーション力を重要視しています。つまり知識量よりも答えを導く力が重要視されますし、後日回答を導いたことによって信頼されます。とっさの質問に答えがない場合、それは重要なクライアントとの会議中であっても、焦ったり恥ずかしいと思う必要はありません。これは日本と大きく違うところです。

 

アメリカ人の返答例:

(1) その質問を受けとり、(2) 今回答を持ち合わせていないけれど、調べて折り返す。というような返し方をサラッとします。(3) その質問されたことを実は調査中である場合は、その旨を短く伝え、折り返し回答すると説明することもできます。

(1) 質問をまず受け取る

  • That is a good question.
  • That is a good point.
  • That is really a good point. Thank you for bringing it up.

(2) 今は回答を持ち合わせていなが、後日回答したい

  • I do not have a clear answer now. I will get back to you in the next call (e.g. next week, off-line etc)
  • There is a contingency between the matter of the question and the design freeze. Once we decide which desigh to choose, we can disucss further.

(3) 調査中であり、後日回答したい

  • Yes,the risk has been noted, and our team is going to have a discussion with the supplier next week. Hopefully we can present a cleare plan next time.

以上です。少しでもお役に立てばうれしいです。