アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

休職になるほど体調崩した背景

私は20+年も続く肩こり持ちでした。この肩こりのおかげで私の20-30代の人生のクオリティーはがた落ちでした(泣)。どういう症状だったかと言うと、

  • マッサージ、整体’、ヘアサロンに良くと必ず一発目に”すっごい堅いですね”と言われる
  • 整体で、”爆弾かかえている”と言われる(=いつ首と腰が痛くてどうにもならなくなってもおかしくないという意味だそうです)
  • 肩首まわりが常に重苦しく、うっとうしい感じがあり、いつもやや気持ちが悪い
  • 時々、3ー4時(am)にその重苦しさ+吐き気+痛みのしんどさで目が覚めてしまい、寝落ちれない
  • 眼精疲労にもつながっていて、目が開きずらい、焦点が合わない、スクリーンを見ていると気持ちが悪くなる、肩こりも悪化する
  • なのでいつも疲労感を持っていました。週末は疲労回復のためだけに存在していました。有休も70%は疲労回復のために消化していました。

というような症状です。これがほぼいつも(程度の差こそあれ)20年間もご一緒でした。ちなみに肩こりのないアメリカではこんな症状の意味が分かってもらえたことはありません。日本人でも”吐き気がする”というところがわかる人はほとんどいませんでした。

(この慢性肩こりの原因については、私は勝手に、長時間のパソコンワーク、筋肉が少ないこと、運動が足りていないことと、目が悪いことだと思っていました。それが正しくはなかったことが最近分かったのですが。これについては後日書きます)

この状態が常に存在するうえで、コロナによってリモートワークが当たり前になったことで、会社みんなの作業効率が上がり、気が付けばアメリカ人でも一日中(夜も)仕事をしているという状況になりました。

そのうえで、2021-2022の年末年始4-5か月くらいに異常に忙しくなりました。常に焦っていて、時間に追われていました。そうしたら頭が休まらなくなり、いわゆる夜も週末も頭は仕事のことで活性化して常に忙しく考えているという状態に固定されてしまいました。あるいみ元気で鮮明、眠りが浅くなっていたので朝も早くシャキッと起きるという日々でした。しかしそれが固定されて数か月もたったことで、体の中の健康の貯蓄が使い果たされたというか、脳内物質が枯渇したというか、ウツ、不安、焦り、恐怖で頭も体も機能しなくなりました。

2022年始のころは仕事上のケアレスミスが多発し、メールも1行しか読まずにズレた返信をしてしまったり、カンファレンス中に突然頭がフリーズして言葉が出なくなったり、そして同じくカンファレンス中に気が逸れてしまって何度も聞き返すことが頻発しました。

最後は眠れなくなったことが決定的でした。思考が止まらないので3時間は寝落ちれない。2amには不安の大波がざっぷーんときて鮮明に目が覚める、そして3-4時に肩こりの症状(上記)で目が覚める。これが数か月続いて、そのうち脳の思考はままならなくなったのですが、今度は心臓の不規則な動悸(バクバク)が夜9時から深夜0-1時まで続くことで寝落ちれなくなりました。その頃が末期でした。自律神経がやられたかなと思います。

同僚と話しているとメンタルでしょ、と解釈されます。まぁメンタルもあったと思います。焦りから不安/恐れに行ったったことは脳の過労だったと思います。しかし、最後の決め手は眠れなかったことで体が機能できなくなり、そして体が脳をサポートできなくなって、仕事ができる状態ではなくなったと思いました。

3月に5日間有休をとってやや回復したのですがその回復はすぐに帳消しされるていどで、結果として8月に3週間の休職にいたりました。

あぁこれで私の会社員人生おわりだ~と思いました。3週間休んで完全回復するとはまず思えませんでしたし。この先定年まで20年も続くはずがないと。他人事のように、不安を感じることもなく、そう思っていました。でも今思い返せば、この休息は”底打ち”になり、現在は想像できなかった回復への道を歩んでいます。