アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

自分の心身の関係を理解すると(マインドフル)

気が付けば、本格的に自分と向き合い始めてからはや1年。やっと自分の心身が柔軟になりだしているかなと感じ始めています。

この過程において、知識として新しいことは何もありませんでした。でも同じようなことを様々なソース(情報源:著者、スピーカー、Webの記事など)を介して見聞きするうちに、ある時に理解が深まったり実感を持てたりして、そうやって頭の中で絡まっていたことが少しずつ解かれていっている気がします。

 

以下に最近実感を増して理解が深まったことをリストします。

 

身体と心(頭)は完全に一体である。

  • 体(私の場合は特に肩首)が緊張していて心がリラックスしていることはない。
  • 体がリラックスしているのに心が緊張状態ということはない。
  • 体と心の両方が緊張している。
  • 体の緊張が緩みだすと、心の緊張も緩みだす。
  • 心が緩みだすと、肩の緊張に気付きやすくなり、緩み始める。

 

心は自分と他人、あるいは社会に対して別々の感情を設定できない。

  • 自分の中に”つっかかり”があるから、他人にも”つっかかり”を持ってしまう。
  • 自分を受け入れているのに、他人に対して嫌な感情が起こることはない。
  • 自分の中のつっかかりの1つに温かい思いを持つようになった時、他人や社会/組織に対してもっていた”つっかかった”感情がほぐれだす。
  • 嫌な感覚を抱いていた他人に対して暖かい気持ちになった時、自分の中のシコリを発見しやすくなる。
  • 自分との人間関係と他人との人間関係は同じ。よく言われることだけど、これは真実。

結論として、自分にとって、心(頭)、体、他人、そして社会は一体である。

  • 肩の緊張がほぐれだすと、深く呼吸をすることができた。そうすると心の緊張も緩みだすことができる。そうする、自分の中の”つっかかり”の人一つがたわいないものであるように思えてきて、そうするとちょっと嫌だった他人への感情も緩む。
  • 忙しくなると神経が緊張する。神経は心(頭)と体を結ぶもの。心の緊張シグナルが体を緊張させる。体の緊張シグナルが心を緊張させる。そうやって両方の緊張状態が継続する。すると心のなかの”しこり”が表在化してくるので、知らず知らずのうちに他人や社会にもしこりを感じ始めている。だからもっと心が緊張する。

だから、肩の凝りや心のつっかかりの1つに気づいたら、それは実は自分を緩ませる(リラックス)ための糸口。一つが緩むと、緩みの連鎖反応が起こる。そういうものだなと思いました。その逆も然り。忙しくなると...。

 

万年の肩こり、眼精疲労の方へ:

デスクワークで肩こりがすごくて整体に行ってるけれど改善しないという場合、もしかしたら、常に肩、首、腕に力を入れてしまうクセが体にあるかもしれません。私はそうでした。ある特定の作業中だけ肩に力が入っていたのではなく、まさに四六時中、肩と腕、手に力が入っているというのがデフォルトになっていました。これはある日お茶の入ったコップを両手で持って、立ちながら飲んでいた時に、両肩を持ち上げて飲んでることに気付いたことが切っ掛けでした。それ以来、なんで今こんなに肩/腕に力入れてるの???ということに少しづつ気づき始めました。

昔はデスクワークやストレスが原因の万年肩こりだと思っていたのですが、実は肩~腕、手に力をいれる変なクセが原因だとわかりました。そりゃ、整体やマッサージに高額出費したって治るはずがありませんよね(笑)。気づき次第力を抜くようにし始めたことで25年間の万年肩こり/眼精疲労が、軽減し始めました。全く想像外のことで我ながらビックリです。

 

脳は心と体を別々に運営することができません。神経でつながっていますから。受け入れたくない感覚を持った時、脳は自分と他人に対して別々にその感覚をON/OFFすることができません。一つの脳ですから。朗報は、一つが緩みだすと全体的にリラックスし始めること。難点は、忙しくなってマインドフルから遠ざかると、1つのことから全体的に悪化するということ。