アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

現地の英語1:ノートとメモの違い (Note vs Memo)

日本語では”ノートをとる”と”メモをとる”のように、ノートとメモは同じように使われますが、英語では noteとmemoには明確な使い分けがあり、この2つを混同すると相手の混乱を招きます...。週末の日常会話で出てくることはあまりない単語ではないですが、会社の中ではよくつかわれると思います。

 

日本語で言う”ノート/メモをとる”は "take a note" に近いですね。ミーティング中に誰かが言ったことをノートにメモるという感じです。

特に、COVIDなこのごろはテレカンが多いので、ノートにメモるときは”let me take a note"といって沈黙の理由を伝えてあげると相手が安心します。あるいは、メモりたいときに"hold on, please,... I am taking a note"と言ってスローダウンしてもらうこともできます。このような場合に "let me take a memo"というと変な感じがします。

 

Memo vs Noteの使い分け

  • Memoはちょっとフォーマルな文書を意味します。
  • Noteはインフォーマルな、日本語で言うメモをとるというようなメモに使われます。

うちの会社は医療機器の設計開発をしていますが、エンジニアなりの専門家が技術的なドキュメント(フォーマル)なドキュメントを書くとき、そのドキュメントはengineering memo, memorundamなどと呼ばれます。

Noteはまったくフォーマルでない、個人のメモ/ノートを意味します。同僚と話していて、前回のミーティングでその件が話されていて、メモを取っていた時などに、Let me check my note from the previous call.なんて言ったりします。

 

このような会話でnoteとmemoの使い方を混同するとネイティブは混乱してしまうので気を付けましょう。慣れ親しんだ和製英語の弊害の一つですね。