アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

ビジネス英語22: 英語会議で迷子にならないフレーズ - 理解の確認、ミーティング開始時

アメリカで今の会社で働いて10+年以上たっても英語は不自由な私ですが、それでもアメリカの職場で生き抜くためには、自分がちゃんと理解することと、相手にディスカッションの目的をわかってもらうことかなと、思っています。そこで、ミーティング中に自分の理解を確認するときに使うフレーズと、ミーティングの初めに説明するときのフレ-ズをご紹介します。

[自分の理解を確認する]

  • What I am hearing is...
  • It sounds like.... / Sounds like your sayig ....
  • If I am heaing you correctly,...
  • Let me summarize what I head so far.

自分が理解したサマリーを話す前に言うフレーズです。最初の3つは私自身よく聞くフレーズです。面白いことに一人の人がその3つをよく使うというよりある人は1つ目をよく使い、ある別の人は2つ目をよく使う、というような感覚があります。これらは男女問わず、職位を問わず普通に使われます。この前置きをして自分のサマリーをいうと、相手は注意して聞いてくれて、もし間違っていたら正してくれます。このフレーズを言わずに自分のサマリーをいうと、相手は私が理解が正しいかどうかを聞いているのか、単にこれが結論だと述べているのかがわからなくて、どう反応したらよいかわからないようでした、最初の3つはミーティングの最中に万々使ってOK。4つ目もOKですが、あるいはミーティングの終わりのまとめにも使えます。

(What I hear your are saying is ..... というのも同じようなフレーズです。この表現は全く問題なく私も聞く表現です。一方でこの表現をタフなミーティングで使うと威圧的に聞こえることがあるという記事を読んだことがあります。言い方のトーンとか、その場の状況の険しさ次第で挑戦的に聞こえることもあるということだと思います。どんな表現もそういうことはありますよね。私の感覚では、It souds like...というのはいつも穏やかで安心感を与えるような人から良く聞く傾向がありました。Youと言わないところが柔らかいのかもしれません。日本人的には「あなたが言ったことによると...」なんて言ったらちょっと威圧的な気がしますよね(?)。なので私はIt sounds like派です。でも英語圏でのビジネスミーティングでYouということが威圧的というわけではありません。)

 

[ミーティング開始時の説明]

ミーティング開始時にみんなに説明をする(背景、目的、何を今日決めたいのか、緊急性など)ことは非常に大切です。逆に、ミーティングがあったら遅れずに最初から参加することが重要とも言えます。ミーティングは導入が肝!

  • I give you some background....
  • To bring everyone up to speed,...
  • Today's agenda is... / What I want to discuss today are....

やはり、議論するからにはその背景、なぜ必要なのか、どんな目的に今日の結論が使われるのかなどをまず参加者が理解することが大切です。逆に自分が出遅れていて背景説明が欲しい時、I am not up to speed on it. Can you give me some background?と、迷子になってしまう前に聞いておくとよいでしょう。今日の議論はhighlevel(大体、大まか)なタイムライン/プロセスの確認でよいのか、gunanularなレベル(detail = 詳細)なのかなんかも、わからなかったら聞いてしまうというのが良いでしょう。

 

今日は以上です。少しでもお役に立てたらうれしいです。