アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

アメリカビジネス英語20 - シンプルな表現を使おう(I wonder...の経験)

今日は、英語ネイティヴの人たちとのコミュニケーションではシンプル表現を使うことが安全であるというお話をしたいと思います。

 

自然な会話のキャッチボールというのは母国語同士だからこそできるというのが現実。特に社内のconferenceで、多数の人が複数のfunctionから集まって議論するような場合には、その時のリズム感を理解し、言葉のニュアンスを適切に操ることによって、会話に自然に混ざることができます。

その時の会話の流れに自然に入れていると、何か言った時にちゃんと反応が返ってきます。ピンポンのように会話が進みます。

自分の使った表現が自分の意図に反してズレていると、みんなは私が何を言いたいのかわからなくてシーンとすることがあります。「あ、ズレてた!」とはっきりとわかります(笑

 

例えば I wonder....

この表現を使ってしまうクセがあります。この表現は例えば、私はxxxxxxxと思うけどどうなのかなぁ?というように、自問の形でありながら適切な人への疑問の投げかけをしているというような表現です。ときとして単なる自問(独り言に近い?)ととらえられることもあります。

私はこれを”質問”を意図して使ったけれど誰からも反応がなくてシーンとしてしまった、ということが何度かありました。Are you stating or are you asking?と聞かれたこともあります。

イギリス人がいるときはその危険率が高かったです。(私はアメリカにいます...)

 

先日、8人のメンバーとのconferenceの中で、ある人がI wonder...と言ったとき、適切なメンバーがリズミカルに返答していました。これを聞いていて「あ、ネイティブの自然なキャッチボールができてる!」と思いました。

この経験で「シンプルな英語表現に徹する」ことの大切さを思い出しました。多様な表現を知ることは会話の理解につながります。しかし話すときは、特に多数の距離のある人達と複雑な議論をする場合には、お互いの理解が優先ですので、シンプルな表現で短く区切ってゆっくり/はっきり話すことが大事ですね。