アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

MedTech Regulatory(薬事)の話

職務経歴書(CV)を大幅改定, ミドルキャリア, 英語版

アメリカではCVと言われる職務経歴書、アメリカに来て10+年たって初めて本格的に改訂しました。フルに4ページ。大仕事でした。今日は英語で経歴書を書く際のポイントを書きたいと思います。 準備: 過去の仕事、昇進、表彰などの記録があるとベストです。過…

アメリカ企業のレイオフ(Layoff) - 続編

今年はアメリカの大企業で、レイオフがお祭りのようにそここで行われています。うちの会社も同じです。あっちこっちのブランチで行われています。今日は私のいる事業部に起こったレイオフのお話の続編です。もしご興味があれば前回のお話もご覧ください。 3…

マインドフルネスで仕事上の決断で不安に飲み込まれないようにする

毎日の仕事上の判断が大変ストレスでした。今でもそうです。私の責任は規制遵守です。規制というのは意図的に曖昧に書かれていて、とらえようによってはいくらでも違う結論を導くことができます。会社によってプラクティスが違うことはよくあることです。そ…

US FDA 510(k) Medical Device database

US FDAの510(k)のサマリーはFDA Websiteで公開されています。 510(k)はクラスII(中程度のリスク)の医療機器を審査する方法で、Predicate Device(既存品)との同等性を示すことが申請審査の肝となります。したがって競合他社の510(k)情報や、製品情報の入…

グローバル化、リモートワークへの期待

コロナ (COVID19) の影響で3月中旬からリモートワークが続いています。まだうちの会社ではオフィスに戻る日程に目途は立っていません。ここアメリカのマサチューセッツでは多くのオフィスワーカーが同じような状態です。 私個人的には、リモートワーク大賛成…

医療機器のプロモーション:”NEW”と言える期間

新製品が出るときにはプロモーションによく”NEW”という言葉を使いたくなりますが、いつまで”NEW”と言ってよいかという問題があります。USとEUに厳格で白か黒というような規定があるわけではありませんが、例えばUSではFTCのポジション、EUではUKのCord of bu…

薬事根拠書:Letter to File (LTF) またはRegulatory Strategy

会社によって呼び方が違うと思いますが、どこの会社の薬事部でも、どこの国の薬事部でも作られている文書だと思います。うちの会社ではRegulatory Strategyと呼ばれています。 目的 RA Strategyをしっかり維持することは、申請業務と同程度に薬事の肝です!…

Health Canada SaMD Guidance

カナダではこのガイダンスによりSaMDに医療機器としてのライセンスが必要となります。2019年10月にアダプトされて2019年12月から施行となっています。下に原文のリンクをつけておきます。例示のガイダンスは特に有用です。ぜひ読んでみてください。 ClassIの…

FDA Medical Device Classification

FDAには医療機器に3つのクラス分けがあります。 Class I General Controls 510(k) exempt(ほとんどの場合) Without exemption(例外的) Class II General Controls & Special Controls 510(k) exempt(例外的) Without exeption(ほとんどの場合510(k)…

EU MDR - European Commission's website

EUの薬事情報は散在していてわかりにくいので、ここに一つ要のサイトをご紹介します。 トップページ ec.europa.eu ここからNew Regulationsに飛ぶと、MDRの情報サイトに至ります。 MDR情報サイト ec.europa.eu このからMDRそのもの(Regulation)やCorrigenda…