アメリカではCVと言われる職務経歴書、アメリカに来て10+年たって初めて本格的に改訂しました。フルに4ページ。大仕事でした。今日は英語で経歴書を書く際のポイントを書きたいと思います。
準備:
- 過去の仕事、昇進、表彰などの記録があるとベストです。過去の年末の業績評価のドキュメントでもよいです。過去の記録を良く見直して材料を箇条書きにしておきます。年代別、職位別に箇条書きにしましょう。
- 他のアメリカ人の経歴書を1つ、2つ見て言い回しを把握する。力強い経歴書(ネイティブの立場から見て)を書くためには英語のボキャブラリーの使い方が肝です。
書き始める:
- 項目
- Summary (2-3 sentences): 短い文章で最大限にアピール。詳細や具体事例は不要です。ありえないくらいアピールしてください(笑
- Track record of munerous successful xxxxxx...
- Professional Experience
- すべての職歴をリストします。
- 職位の変遷もMM/YYYYレベルでリストします。
- 各職位についてやってきたことをリストします。最近の職位の内容が一番大事。職位の低い時のものは高い職位の時のものより少なくてOKです。
- 職位が上がるにつれて責任が大きくなるのがわかるように言葉を選んでください。
- 高めの職位
- I am responsible for...
- Trained and mentor associates... and completed complex projects within 3 months...
- Managed...
- Porivded oversight to...
- Demonstrated strong leadership
- レポートを持っていなかった時
- Achived...
- Led xxxx project...
- Submitted and received approvals for...
- Established a cost-saving XXXX program...
- Promoted in 3 months by....
- 高めの職位
- System Experience
- 職種によります。業界でよく使われるシステム、ソフトウエアなどをリストします。自分の会社が使うシステムを知っている人は早く即戦力になってくれるわけですので、意外に大事です。
- Education
- License, Certificates
- Major award
- その他アピールしたい経験(メンタリングや若い世代への教育など)
- Summary (2-3 sentences): 短い文章で最大限にアピール。詳細や具体事例は不要です。ありえないくらいアピールしてください(笑
このプロセスからの気づきの1つ:
この経歴書大幅改定のプロセスで気づきがありました。私は人の言うことをよく聞いてしまう傾向があり、受け入れられなかった案件をもう一度、二度と持ち出してさらに深堀りするダイアログを持つ、ということを自分からはしてきませんでした。Sr. Managementが食いついてきて、それを実行していました。沢山交渉事をしてきたのですが、実は自分からごり押ししてきたわけではありませんでした。そんな気づきを持ててよかったと思いました。
久しぶりに長期間の経歴をじっくり見直してみて、何をたくさんやってきて、何をこれからすべきかとうアイデアが出てきました。また、自分の弱い点にもきづきました(上記)。一度時間をかけてじっくり取り組んでみることをお勧めします。