アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

アメリカビジネス英語18 - give you a heads up (注意を促す予告)

今日は同僚との会話でよく使われる give you a heads up のご紹介です。近い将来におこることで相手に知っておいてもらいたいことを伝えるときの前置き表現です。

このビジネス英語シリーズでは、アメリカで仕事をしていて便利な英語表現をシェアしています。10年間勤務している現職での日常会話からピックアップしています。

 

I give you a heads up that xxxxxx.は、近い将来に起こることについて相手に影響があると考えられるので、相手に知っておいてほしい時に使われます。つまり(心の)準備を促す意図があます。

 

例:あなたが2週間後に行われるaudit (監査)の取りまとめの役割があります。監査される1つの部署のリーダー Steve が I wanted to give you a heads up that I will be out of ofiice during the week. Nick is somewhat up to speed on it and he can help to support.

Steveはあなたに事前に自分の不在と代替えのContact Person/SME (subject matter expert)(=代替えのコンタクトできるメンバー/専門家)を知らせています。

事前の準備が必要なら協力しますよというSteveの意図が感じられますね。こう知らせてくれたことで、あなたは必要ならばSteveがいる間にSteveとNickの2人と事前打ち合わせを設定することができます。

これはシンプルに I wanted to let you know that I will be out of office during the week.と言っても同じ意味です。Heads upを使うと若干ですが、より聞き手の注意を引こうとしている感じがします

その他の例:I wanted to give you a heads up that there will be 20 files during Monday and Tuesday, and your approvals are necessary within the days to meet the committed timeline with the customer.

月曜と火曜の間に20このドキュメントが送りつけられ、それらはすべて緊急にその日のうちに承認が必要ということの事前予告です。これはつまり、”よくよくご承知おください”、あるいは”必要なら代替えのメンバーを立てておいてくださいね”ということになります。

アメリカで仕事をしていて、こんなことは日常茶飯事です(笑

 

注意1:Give you a heads upはイレギュラーなお願いには使いません。

上記の書類承認の例は、この業務は通常の業務であり(単に今回は量が多くて緊急性が高い)、あなたがれっきとした担当者なのでGive you a heads upが成り立ちます

しかしもし、イレギュラーな案件で担当者が明確でない場合なら、例えば  There will be 20 urgent files during Monday and Tuesday that will require your  approvals during the days to meet the committed timeline with the significatn cusomer. I wanted to reach out to you in advance due to the urgency and importance. In case it is out of your responsibility please kindly forward this message to the right contact. のような感じで伝えます。

注意2:Heads upはややカジュアルに聞こえます。ですのでLeadership memberとの話やプレゼン、社外の相手、あるいは初対面では使いません。社内の同僚間が安全です。直属の上司に対して使うか否かはその関係のカジュアル加減によります。わりとカジュアルな関係で、申告な案件でなけれな差し支えはないと思います。

以上です。少しでもお役に立てばうれしいです。