アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

断捨離、コンマリ、捨てる前に活用して!

今日は安易にものを捨ててしまわずに、一度使ってみることのお勧めについてお話します。

断捨離やコンマリさんの片づけなどでは自分の好きなものを残し、それ以外のものの量を減らすということが根本にあります。コンマリさんの”Spark Joy"なものを残すというコンセプトがとても好きです。しかしながら、好きを残すという方法は優柔不断なタイプの人や、好き嫌いということについての感情が弱い人にとっては容易なことではありません。捨てると踏み切れない理由は様々…。

 

使わなかったけど、いつかつかえるかも。

これは不用品というよりストックの部類かも?

もう3年以上着てないけど、単にチャンスがなかっただけかも?

もらったもので、使い道がないけど捨てるにはココロが痛い。

もらったもので、価値はあるけど自分のスタイルではない、あるいは自分はそういうことをしないので使い道がなかった。

 

そんな時は捨てずに使ってみるということをお勧めします。視野が広がるかもしれません。どういうことかというと、普段使わないもの、好きでないテイストをあえて試してみることでその実用性を知ったり、実はそんなのが似合ったり、マンネリ化した毎日の服装にアクセントになったり等、プチ発見につながることがあるのです。あるいは、普段使わないものを使うことで普段しない行動、または追加の行動がおこり、新たな体験や発見に至ることもあります。

 

例えばこんなことがありました。もっといろいろありました。

-捨てようとおもっていたカクテルグラスを捨てる前に使おうと思ってリカーストアに行ったら地元の新しいマルガリータ製造業者の試飲会があってすごくおいしくてそれを購入し、そのグラスで飲んだらマルガリータもグラスも気に入って使うようになった。

-親に数年前にもらった暖かい靴下はグレーでいかにもおばさんくさくて使っていなかったけど、捨てる前に使おうと思って使ったらあまりの温かさに感銘。ヒートテックソックスはもうやめてこの手の靴下(で、もう少し色のいいもの)を探すようになった。

-このての紅茶は好きでないからと放置していたものを飲んでみたら意外に良かった。テイストが変わったのかもしれません。

-1kgの小さなダンベル、こんな軽いの意味ないよと長年使っていなかったけど、捨てる前に使ってみたらこのぐらいでも運動になっているとわかり、活用中。

-中途半端なサイズで使い道がなかった手提げを、ジムに使ってみたら意外に使いやすかった。

-捨てようと思っていた外付けキーボードが、COVIDが始まって自宅勤務になたら大活躍。

 -昆布茶が”大”嫌いで、でもなぜは人からいただき、ほかの人にあげたけどまだ持て余していたものを料理に使ってみたら美味しかった。

-デザインが嫌いだったスポーツウエアを着てみたら別にそれほど嫌いでなく、実用性もあるので継続している。

 

例を挙げるときりがありません。人は知らず知らずに習慣に縛られて、習慣の中で生きてします。使わないものや、何となく好きでないものは、習慣の外にあるものであり、単にそれが理由で利用法や価値がわからないから使われていないのかもしれません。そういう物たちは、逆に自分を習慣の外側に引っ張り出してくれる宝物である可能性を秘めています

 

同じことが”物”についてでなく、”行動”についても言えます。普段絶対読まないような本、近場すきて絶対に旅行先に選ばないような所、作ろうなんて思ったこともない料理等々、やらないことを敢えてやるということでもプチ発見がもたらされることがよくありますのでお勧めです。