アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

慢性ストレスとチョコレート(習慣とその原因)

慢性的なストレスが食べ物の嗜好に影響するというのは本当だと思いました。私の場合、ずばりチョコでした。

  • 社会でちょっと気が付かれてしまうタイプ

私は人に囲まれていると常に緊張のスイッチが入っている状態になってしまうようで、COVID前の会社に毎日行っていた時は、朝から夕方まで気が張り詰めっぱなしでした。iphoneがバックグラウンドでレセプションを探し続けて無駄にバッテリーをドレインするような感じで、オフィスにいるということだけでエネルギーが少しずつ食われていきます。仕事のあとはハイウエイを45分、時速120kmくらいで飛ばして帰るのですが、この運転もそれなりに疲れます。家に帰っても頭が覚醒し続けてしっかり休めず(リラックスが下手なタイプ…)、日曜日にようやく気持ちがゆったりし、どさっと疲れが出るという毎日でした。特に会社が嫌いとか、人付き合いが嫌いとかいうわけではないのですが、無意識のうちに無駄に気を使っているみたいです。

  • そんな私の会社おやつ

会社ではお菓子を食べていました。ナッツとチョコのローテーション。チョコが多かったです。アメリカのチョコはバカ甘いので70%以上のダークのみ。(ところで、なんでアメリカの70%は日本の50~60%より甘いんでしょうか?)習慣になっていました。チョコは昔から割と好きで、だから自然に食べていました。ヘーゼルナッツ入りのチョコ、アーモンド入りのチョコ、そして私は長くチョコボールの大ファンです。

  • Post COVIDでの変化

COVIDの影響で3月中旬からずっと自宅勤務です。そうしたらチョコを食べる習慣がぴったり止まりました。9月現在まで約6か月間、全く食べていません。やめる努力はしていません。きらいになったわけでもないですが欲することもありませんでした。実はチョコを長く買っていなかったことに最近初めて気づいたというくらいで、チョコが完全に頭から消えていました。

「あ、私はチョコを頭で食べていたんだ」、と気づきました。アメリカに来てからほぼ10年近くも、頭の疲労(ストレスや緊張、寝不足など)が理由でチョコを食べていたというわけで、ゾッとしました。原因がなくなり、チョコは私の食生活から勝手に完全に消えました。

  • まとめ

こういった食べ物の嗜好には理由があり、大概はストレスによって習慣化したものと、ネット上にはよく書かれています。それらがよく勧めるように、別の何か(ヘルシー系のもの)に置き換えるという戦略をとりましたが、全くうまくいきませんでした。根本の原因がなくなると、結果としての習慣が努力も意識もゼロで消えるとはオドロキで、いい経験をしました。

やめたいと思う習慣を努力でやめるというのは難しいけれど、その根本原因をそれなりの期間(私のチョコの場合は6か月)に完全除去すると自ずとなくなるということが言えるのかもしれません。