アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

アメリカ会社生活:クリスマスの休暇

いよいよ2020年も年末。年末の休暇入りの方も多いのではないでしょうか?ここアメリカではクリスマスの方が年末年始より重要性が高いため、私の会社の人の多くは12/19(土曜)から1/3(日曜)までぶっ続けで休暇という感じです。私もその一人です!年に一度の16日連休!

そういうと、アメリカや西洋ではLife-Work balanceが取れていていいなぁという声が聞こえてきそうです。しかしながら、事実は逆。アメリカ人に日本の祝日数と有休日数を話すと信じられない!!と驚愕されます。日本人は働きすぎと信じているかもしれませんが、事実は日本ほどしっかり休みをとれている国は少ないです...。

  • アメリカの祝日

アメリカでは祝日は会社で設定されています。私の会社は、世界的に大きな会社であり、最も優遇された会社の一つです。その会社で2021年の祝日は8日です。日本の2021年の祝日は16日です。

  • アメリカでの有休

私の会社は、前述のとおり、世界的に大きな会社で、福利厚生的にはもっとも恵まれ香会社の一つですが、有休は日本よりずっと少ないです。勤続5年までは有休5日、勤続5年から10年で有休10日。勤続10年で有休20日。勤続20年で有休25日。有休の繰り越しは5日まで。(多くの会社で繰り越しはありません)2010年まで日本で働いていましたので、アメリカの休みの少なさに絶句でした。固定観念には疑問を持つことが大切ですね。アメリカ人は過労です。

  • 本当のリラックスを得るために何日必要?

あらゆる本で言われていることですが、本当にリラックスするには少なくとも丸2週間完全に仕事から離れる必要があります。それは本当だと思います。初めの4日間は仕事のことが頭にあって不安でしたし、どう返答すべきかなどで頭がいっぱいでした。でも5,6日後からそういうことは1月にすればいいやと思うようになりました。丸一週間たって、本当に安らかに眠れるようになりました。日本でのチャレンジは長い休暇をとることですね。しかしながら、短い休暇をちょこちょことるよりも、思い切って長い休暇をどーんととることをお勧めします。これは日本にいたころはできなかったことで、アメリカに来て初めてそのベネフィットを感じました。毎日は過酷です。だからこそ、長めの、少なくとも7日以上の休暇をとって頭と心をリセットすることが必須です。

休暇中は本を読み、毎日ジムに行き、バイオリンの練習をし、料理をし、部屋を片付け、何の心配もせずに時間を過ごします。贅沢です。多くの同僚がお休みしています。大変忙しかった2020を乗り切ったご褒美としてしっかり休みたいと思います。

日本の皆様も、周りの人が休暇をちょっととしかとらないからということを気にせず、銘一杯お休みをいただいてください。そうやって社会が変わっていくんだと思います。よい年末年始を!

f:id:achestnut:20201230075639j:plain

Boston Christmas Tree