アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

アメリカビジネス英語3: Elaborate, Expand and Articulate

今日はアメリカでの仕事会話で便利な言葉としてElaborate, Expand and Articlateについてまとめます。あることの説明に詳細を付け加えるなどをしててより完成度の高い説明にするよう促す/お願いするときに使います。

事例:

  • ある医療機器の開発プロジェクトで、潜在的な設計上の安全性リスクが確認され、それをエンジニアが短くまとめて(1ページプレゼン等)説明しました。その説明は的を得ており、次の段階として専門性の高いほかのエンジニアやマネジメントを交えた議論に進むために、そのエンジニアにもう少し詳細を追加してプレゼン資料を用意してほしい。そういうような時に使えます。

Thank you for sharing that. I get your point and it is a good one to discuss in the nex design review meeting. Could you elabrate/expand (or articulate) the potential clinical risk with, say, statisitical analysis and literature summary?

elaborateとexpandは似たような意味合いがあります。どちらも、その論点にもう少し詳細(details)を追加することをお願いしています。expandというと詳細を追加してボリュームが増える(例えば1ページのスライドから3ページになる)というイメージがあります。Could you add a little more details?と言い換えることもできます。

articulateの場合、論点には合点がいったけど、その論点をよりクリアーにまとめる、あるいは説得力が増すように工夫することを促すというニュアンスです。詳細を加えてそうするのかもしれませんし、構成や流れを工夫して聞き手に単刀直入に分かるように書き換えるのかもしれません。

いずれにしても、要約された情報をもとに議論して、その周辺情報まで把握したうえで、次のアクションに進むためにその要約に工夫を加えるとより良いという結論に至った時につかうという流れが自然の流れの1つです。

議論を挟まなかった場合でも使えます。例えば日常のemailにおいて、さらっと簡潔に説明されたメールに対して、もう少し背景やデータを追加して詳しく説明してほしい時にも使えます。Thank you for sharing the test results with me. I understood the concern high-level, but I am not clear how the failure happed. Could you expand your explanation on the test setting? (= could you give me a little more details on the test setting when the samples failed?)

 アメリカ人と仕事をするうえで知っておくと便利なvocaburaryです。