アメリカ会社員のビジネス英語と生活 blog

アメリカの会社、ビジネス英語とマインドフルネスや心身の健康について書いています。

アメリカ企業のレイオフ (Layoff)

レイオフは突然やってきました。ボーナスの支給が終わった直後の3/1。私はその日はリモートで家で仕事をしていたのですが、オフィスにいた同僚によると、突然ざわつきだして、その日は誰も仕事にならず、あちこちで話をしていて、午後にどんどん人が減っていった(帰宅)とのことでした。レイオフの通知は各自にメールで届きました。

国際的大企業の中で小さい事業部(business unit)だったので、今思えばよくここまでもったと思う。この事業部はなくなり、製品ラインは分割されて、既存の別の事業部に吸収されることになりました。レイオフは約40%(人聞きの情報)で、設計開発部門がほとんどで、その他周辺部署も影響を受けました。3月末日付で退社となりました。

私の部署は今のところレイオフを受けておらず、上層部で組織変更をあれこれ思索中とのこと。おそらく受け入れ先の事業部につくか、その他のグループにつくかというところだと思います。

レイオフメンバーの何人かは社内で新しいポジションを得て継続して勤務。その他の人は社外にポジションを得たか現在就活中。他の事業部にもレイオフがありました。今年のレイオフは大きいです。

私の事業部のレイオフは、事業部がなくなるためですので、地位にかかわらず若い人もザクっと切られました。存続するプロジェクトの中のコアメンバーはキープされました。事業部がなくなったのに、全員がレイオフされるのではなく半分がレイオフされるというのは複雑な思いを残しますね。吸収先の事業部は別の州に本拠地がありますが、リロケーション(引っ越し)ははっきりと、なしと言われています。残ったメンバーの多くも数年かけてそれぞれの道に散っていくのかなと思います。

業界のビジネスの変化がどんどん早くなっていきます。巨大なだけに舵取りは慎重に行わないと沈没を招きます。個人的にはこの変更には納得です。やるならもう少し残すものを厳選しても良かったのでは?とすら思います。ここ1、2か月で私たちの部署も変化するのかなと思いつつ、でも毎日はbusiness as usual(いつもどおり)という感じで淡々と仕事しています。